もしかしてマルチ?詐欺? 怪しい勧誘の恐ろしさ
- 優柔不断で頼みごとを断れない
- 身を守る知識を得たい
- つい最近知り合いから怪しい勧誘があって悩んでいる
- マルチなのか詐欺なのか分からない勧誘を受けた
こんにちは、ギールです!!
このページは、怪しい勧誘の恐ろしさをまとめています。
もしかしてマルチ?詐欺? 私の体験談と対処法 レベル1 - ギールのテストブログ
もしかしてマルチ?詐欺? 私の体験談と対処法 レベル2 - ギールのテストブログ
目次
あなたならどうしますか?
あなたは、しばらく会っていない友人や職場の上司、同僚、そんなに親しくもない人から儲け話を持ち掛けられた事はありませんか?
例えば、同窓会以来会う機会のなかった小中学校の頃の友人から急に
どっか食べに行かないか?会って話がしたい事があるんだ
と呼び出されて待ち合わせ場所のレストランへ行ってみたら
「紹介したい人がいる」
「すごく儲けている人に会わせたい」
「簡単なアンケート手伝って欲しい」
などと言って知らないスーツ姿の人が出てくる。
よくみると高級そうな金色の腕時計やオシャレで高そうなカバンを身につけていて、なんだか大金を稼いでいそうな人だ。
友人は連れてきたその人の事をこう紹介する
「この人は○○のコンサルタントで年間○○万円稼いでいる凄い人なんだ」
「この人の話で○○の見方が変わったから、あなたにも聞いて欲しい!」
「本当に人生が変わるから」
と友人は、あなたの目の前の席に座っているコンサルタントを紹介します。
目の前の人が、いかにも成功者といった人でちょっと自分とは違う遠い存在の人だなって思うでしょう。
一方で、これって怪しい勧誘なんじゃない?
あなたは、本当は久しぶりに会った友達と食事を楽しむつもりが、なぜかその人の話を聞く事に対して最初は疑問に持つと思います。
しかし
「絶対に損しない」
「簡単に収入が得られる」
といった魅力的なうたい文句が飛び交い
そのビジネスがいかにすばらしいのかをデータを用いて詳しく説明したり
年金2000万円問題や劣悪なブラック労働環境、日本人の金融リテラシー低さを引き合いに
今の日本の経済状況悪化によってこのままでは経済が危ないと不安を煽ったりする。
最初は怪しい勧誘だと思っていたけど、あなたの隣でコンサルタントの説明を一緒に聞いている友人が
ちょっとオーバーリアクションで褒めちぎったり
深く頷いたり
コンサルタントの話を一言一句聞き逃さず一生懸命にメモを取ったりしている
そんな友人をみているうちに警戒心が徐々に好意的に思い始めるでしょう。
そして
「空いている時間にできるビジネス」
「いっぱい勧誘すれば自分が働かなくても収入が入ってくる」
「月収○百万円の人もいる」
と目の前にいるコンサルタントはあなたにビジネスを持ち掛ける。
確かに、言っている事は壮大でついてこれないけど、面白そうなビジネスだ…
もしも本当なら、一攫千金も夢じゃないかも!!
でも、詐欺だったらどうしよう…
そう迷っていると
「私は良さそうだし、一緒にやってみようよ」
と友人に背中を後押しされたら、あなたはどうしますか?
私は、実際にこういった勧誘を何度か受けた事があります。
実はマルチ商法や詐欺のターゲットになりやすいのは、若者や主婦、お年寄りなどが多いと言われます。
しかし、実際は社会で生活する人なら誰にでも起こりうることです。
そして大半が、マルチ商法に手を出したり詐欺に引っかかると金銭的にも精神的にも追い詰められます。
マルチ商法や詐欺の被害について
マルチ商法は、仕入れた商品が売れなかったり新規会員を獲得できなければ金銭的な被害をこうむりますし
詐欺の場合、信頼してお金を預けたらいつの間にかお金が無くなって連絡がつかない…
さらに怖いのは、周囲の人との人間関係まで崩れてしまい、孤立して精神的に大きなダメージを引きずってしまうことです。
金銭的な被害
マルチ商法の場合。
ピラミッド構造の組織で利益を得ることができるのは、最初あたりで仕組みを作り上げたメンバーや上層部の一握りの人だけです。
勧誘時に聞かされた話のようにトントン拍子で儲かることはほとんどありません。ひどい場合はとんでもない借金を背負わされることまであるのです。
金融詐欺の場合は最初は配当が振り込まれるので安心したものの数ヶ月後には振り込みがストップし、損失になってしまったというケースもあります。
ほとんど儲からない
マルチ商法に手を出す人のほとんどは、営業をやった事のない素人です。
営業経験のない人が顧客を新規開拓したり、販売・契約に結びつけるのは簡単なことではありません。
仮に契約までこぎつけたとしても、その人の周りの人が怪しいと指摘してクーリングオフされたり弁護士を読んで契約解除されたりして、契約の維持が難しいのです。
知人・友人に声をかけても怪しまれて断られてしまい、行き詰まってしまう人が多いのです。
私自身、友人知人から勧誘を受けた時に真っ先にヤバい案件だと警戒します。
消費者金融からの借金を強要された
私の周りでそういった話を聞かないので真偽は分かりませんが
商材を仕入れる資金が不足している場合は、紹介者が消費者金融からの借金をすすめてくることがあるらしいです。
「借金してもすぐに借りた額以上に儲かるので問題ない」と話して安心させるのです。
しかし全くの素人による販売や勧誘はなかなかうまくいかない
なので、多くが大量の在庫と借金だけが残り路頭に迷うことが予想されます。
精神的な被害
営業もビジネス、マルチ商法関係なく人との信頼関係で成り立っている商売です。
振り込め詐欺など赤の他人に騙される詐欺と違って紹介者があなたの親しい人や知り合いなので、トラブルになった時のショックは大きいものです。
また自分だけでなく周囲を巻き添えにした被害を被るので、あなたも詐欺の片棒を担いだ加害者になってしまう可能性もあります。
紹介者に裏切られる
こういった勧誘は、入会や契約に結びつけるために紹介者が嘘の説明をするという問題が多発しています。
嘘はついていなくても
利益を得ている会員の例だけを示したり
儲かっている年だけのデータを切り取ったりして
実際は多くの場合儲かっていないという事実を隠すこともあります。
これらの行為は特定商取引法で禁止されています。
自分も詐欺師になる
一度マルチ商法に足を踏み入れてしまうと「友達をなくす」とよく言われますが、嫌われるだけで終わればまだましです。
なぜなら、嫌われた友達以外の友達と付き合いを続けながら友達を探せば良いからです。
安易に親しい人や知人を入会させれば相手に金銭的・精神的な被害を与えてしまい、自分も加害者になってしまうのです。
なので、親や友達との縁を切られるだけでなく
親せきや友達の友達へと悪評が一気に広がり
元学校のクラスメイトや仕事仲間、趣味の交流会などからあなたを避け始められたり追い出されたりする。
そして孤立し、自分が勧誘した相手から借金や慰謝料を請求され、最悪の場合弁護士を呼ばれて裁判問題に発展してしまう。
それからにげる為に、偽名を使って県外や海外へ逃亡せざるを得ないところまで追い込まれる可能性だってあります。
このように、マルチ商法で身近な人との関係が破綻するケースは少なくありません。
あなたも詐欺に騙された被害者かもしれませんが、彼らにとってはあなたは悪意を持った詐欺師に過ぎません。
まとめ
- 分からないものには手を出すな
- 怪しいと思ったら関わるな
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初めまして、○○と申します。 DMを開いていただき、ありがとうございます
(中略)
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といった長い勧誘DMが来ると思いますが、私をフォローしても怪しい勧誘はしないので、ご安心ください(笑)