債券なのに高利回り配当!!!米国ドル建てハイイールド社債【HYG】の魅力とは
こんにちは、ギールです!!
私は2015年に純金積み立てと定期積立からスタートし、投資経験6年の投資家です!!
過去に純金積み立てや自己アフィリエイトに挑戦し、現在はiDeCoと積み立てNISAをSBI証券で運用。
私は、2020年7月から米国株ETFに取り組んでいます。
第9回投資運用状況 2021/3/18時点 - ギールの投資×趣味ブログ~みんなと一緒に幸せな金持ちを目指す
第8回投資運用状況 2021/2/22時点 - ギールのテストブログ
第7回投資運用状況 2021/1/22時点 - ギールのテストブログ
第6回投資運用状況 2020/12/25時点 - ギールのテストブログ
第5回米国株ETF投資運用状況+α 2020/11/21時点 - ギールのテストブログ
第4回 米国株ETF投資運用状況 2020/10/21時点 - ギールのテストブログ
第三回 米国株ETF投資運用状況 2020/09/21時点 - ギールのテストブログ
そこで、今回は毎月分配の米国ドル建てハイイールド社債【HYG】を紹介します!
このブログを読んで面白いと感じましたら、Twitterのフォローをお願い致します。
*米国株式投資するなら低コスト?それとも自動積立?
できるだけコストをかけずに取引したいならDMM株!!なんと米国株そして米国ETFの取引手数料0円!!
一方SBI証券は唯一自動積立が出来て取り扱い銘柄が大手最多!!
目次
米国ドル建てハイイールド社債【HYG】とは
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(HYG)とは
米ドル建ての高利回り社債で構成される指数と同等水準の投資成果を目指したETFです。
同じ毎月分配の米国株ETFであるAGGやBNDは国債を中心とした信用度の高い銘柄のETFなのに対して
HYGは信用力の低い社債、いわゆるハイ・イールド債の集めたETFなのです!
ちなみに、ハイ・イールド債とは以下の事を指します。
利回りが高く信用格付が低い債券のことで、ジャンク債などともいわれます。イールド(yield)とは、直訳すると、収益、利回りという意味となります。
具体的には、格付会社などで信用格付がBB(ダブルビー)以下の評価をされている債券で、信用度が低い分、格付の高い債券より金利が高く設定されています。
HYGの基本データ
では早速、高利回り社債HYGの基本データを見ていきましょう!
- インデックス :Markit iBoxx米ドル建てリキッド ハイイールド指数
- 株 価 推 移 : 87ドル前後(過去1年)
- 信 託 手 数 料 : 0.49%
- 平均配 当 利 回 り : 3.77%
- 配 当 実 績 : 3.974ドル(直近1年)
- 組 入 銘 柄 数 : 994銘柄
- 設 定 日:2007年4月4日
引用元↓
高分配金ETF: 【HYG】iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF | インカム投資ポータル
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF
iShares iBoxx $ High Yield Corporate Bond ETF (HYG : NYSEARCA) Stock Price & News - Google Finance
信用格付けが低いぶんリスクも信託報酬(0.49%)も高い代わりに
金利が高く設定されています。
HYGとは真逆の関係になるAGGの信託報酬が0.04%と比較すると
およそ12倍の費用がかかるので正直痛いと感じますね…
ただし、配当利回りはAGGの平均利回りが1.48%に対し
HYGが3.77%と株と同等の配当利回りです。
配当目的なら多少のリスクを考慮してでもポートフォリオに組み込んでも良いと思います!
セクター比率
HYGのセクター比率を調べてみると以下のようになっています。
景気動向によって、業績が大きく変動する景気循環消費(別名景気敏感株)が19.88%占めていて
次に通信の18.88%が続いています。
主に景気敏感株は、鉄鋼、化学、紙パルプなどの素材産業や工作機械などの設備投資関連、自動車系統の銘柄の総称を指す事が多いです。
これらの素材産業や製造業はインフラ整備に莫大な費用が必要になるので
借入金や社債の発行が多くなるため自己資本比率が低くなる傾向があります。
そのため、どうしても信用格付けが低下し代わりに金利が高くなるのです。
構成銘柄
続いて、構成銘柄上位10社は以下の表のとおりです。
格付けの低い企業の社債ということもあり、あんまり聞かない名前の企業が多いです。
日本で知られている銘柄はスプリントくらいですね。
スプリントについて調べてみると
どうやらソフトドリンクによって買収されたらしいです。
そのため、ソフトドリンク絡みで認知されている方がいるかと思います。
長期のチャート
直近5年のチャートを見ると
2020年のコロナショックで88.40ドルから69.69ドルへと下落した事から
金融危機などが発生すると金融機関や投資家からの売りが入って値下がりしやすい事が分かります。
株よりも安全で安定していると言われていますが
ジャンク債だと株と似た動きをするので
安定性を求めて購入する債券ETFではないということです。
とはいえ、S&P500と比べると株式よりも値動きは安定していますね。
S&P500との比較↓
青:HYG 黄色S&P500
配当実績
いよいよ気になる配当ですが、ほぼ毎月分配となります。
ただし、正確には年末年始の関係で1月は配当金は振り込まれない代わりに
12月に2回の振り込むという珍しい形の債券となります。
しかし、配当金が低下傾向ですね…
これは景気刺激のためにFRBの政策金利が下がったことによるものと考えられます。
そのため、過去の実績を見る限り他の債券ETFと同様に増配はあまり期待できないですね…
まとめ
今回のまとめはこちら!!
とデメリットがあるものの
高配当かつ毎月分配の債券ETFであるため
純粋に長期投資目的で利回りが出来るだけ高い商品に投資したい方には良いと思います。
またはHYGの特性を逆に利用し
低金利の景気の時は配当金が減少しているうちに購入し
高金利の景気の時に売るといった
戦略で買うのも良いと思います!
後者の戦略は高橋ダン著者「お金の増やし方」で詳しく解説しています!
私も何度も読み返しているのですが、元ウォールストリートの投資家である高橋ダンさんの考え方を学ぶことができ
長期投資から短期投資まで分かりやすくておすすめです!
ブログを読んで頂きありがとうございます!!
このブログが読んで面白いと感じましたら、Twitterのフォローをお願い致します。
また
こんな記事を作ってほしい
うちの商品を紹介して欲しい
といったお仕事の依頼、お問い合わせはブログのお問い合わせフォームやTwitterのDMでお気軽にお問い合わせください。
手軽に米国株の情報を得るには
やはり、投資の基本は日米の株や債券、不動産、金や仮想通貨などのコモディティなど
なるべく多くのものに分散投資だと思います!
しかし、米国株の情報ってあんまり入手しづらいですよね。
そんな米国株の情報を日本語で配信しているのが、モトリーフール。
メールアドレスを登録するだけで最新の情報が無料で送られてきます。
私も登録して読んでいますが
おなじみのバフェット銘柄に関する内容や
業績が良好な投資銘柄
日本であまり馴染みのない大麻事業や薬品株など
タイムリーに送られてきます。
なお、モトリーフールの特徴や無料メルマガのメリットについては以下の記事にまとめています。